TOMO共☆実行委員会 第一回作品発表会 in 厚木

 2012-04-20
TOMO共☆実行委員会
第一回作品発表会 in 厚木

詩・アート・CDの夢ハーモニー

4月22日 本厚木 お好み焼きまいどにて
     14:30〜作品展
     15:00〜ライブ

4月29日 本厚木 厚木ぎゃらりー喫茶なよたけにて
     14:00〜作品展
     17:00〜ライブ


20年来の友人、重度肢体不自由のTOMO(倉田知典)くんは
不自由な上半身に替えて
足でパソコンのキーボードを打って
詩を描き綴っています。

その詩を
神奈川県愛甲郡在住のシンガーソングライター
みらいあいこさんが曲をつけ
この春、アマゾンからCD
「Message form the heart」が発売されました。

彼女のライブとともに
横浜在住のイラストレーター勝野真美さんはイラストを
私は日本画を詩に添えて
発表会を行います。

ご多用中のこととは存じますが
皆様どうぞお越し下さいませ。

アートに触れながら
おいしいお好み焼きと
香りの良いコーヒーをオリジナル作家もののカップで
ご賞味下さい。

一同、お待ちしております。

確認用サンプル表6-30%

確認用サンプル裏6-30%

各メディアの紹介記事です。
ご覧下さい。

Yahooニュース記事

読売新聞ヨミドクター

朝日新聞神奈川版記事
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 2012-04-20
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紅葉の「アート漫遊いちはら」

 2011-12-07
紅葉のトンネル
よく晴れた日曜日。
今年から開催される市のアートイベント
「アート漫遊いちはら」に行ってきました。

移動の足は
最近テレビコマーシャルや雑誌記事等でひそかな人気を呼びつつある
小湊鉄道です。
テツ分満タンな夫が時刻表を見ながら
展示のある駅を目指して行ったり来たりする
完璧な見学用ダイヤを組んでくれたので
朝9時、最寄りの上総村上駅を出発!

混雑小湊

小湊四両

下り列車が到着してびっくり。
な〜んと満員御礼のぎゅう詰めに人が乗っているじゃーあーりませんか!
しかも、いつもは1両、多くて2両なのに、今日は4両編成です。
珍しいっ!

車内はトレッキングシューズにストックに
最新鋭のリュックと色とりどりなパーカに身を固めた
中高年のハイキング客で一杯です。
どーにか車内に潜り込んで、ぎっちぎちの混雑に
景色を見る余裕も無し。

もみじの宝物
最初の展示作品
長谷川仁さんによる展示「もみじの宝もの」を見に
上総大久保駅で下車。
「もみじの宝もの」

影二人
黄色い銀杏の葉っぱに混じって
一円玉が落ちているのかと思いましたが…

銀杏の葉
近づいてみるとそれは銀色のボダン電池。
娘が「あっ、これ光ってる!」と発見。
ボタン電池にテープで留められた、赤と黄色の小さなLEDライトが
ほのかに輝いています。
駅舎やホームに散らばっている葉っぱ全てにライトがついていました。

人の乗り降りや吹く風に
かさこそとその位置を変えながら淡く光る
静かな美しさが素晴らしかったです。
きっと日が暮れてからはもっと綺麗に、幻想的に見えることと思いました。

影一人
日だまりのベンチに座り
ほっこりした気分で、次の列車を待ちます。

上総大久保駅
な〜んにもないのがかえってほっとする
のどかな田園風景。
線路と、連なる低い山々と
葉を落とした木々の梢が虚空に鋭い線を描き
そして青く底光りする初冬の空。

里見駅
次の作品は、里見駅での食に関するイベント。

さとみ駅弁
ホームの机には、たくさんのお弁当が並んでいます。
ほんの2〜3分の間の停車時間に
売り子が弁当いかがっすかーと呼ばわりながら
列車のドアにどーーーっと突進。

500円で、中身は豚キムチ太巻き寿司、とっても美味でした。
昔の駅弁売りの風情を再現したかったとか。
地元の町おこしグループ「喜動房倶楽部」と…

アーティスト
食をテーマに活動するアーティスト
EAT & ART TAROさん(写真左)のコラボレーションです。
里見プラットフォーム2.0

夕方になると
駅舎はバーに早変わりして
作品と連動したハイボールとおつまみセットが
500円で提供されますとのこと。
うーん魅力的!でしたが
ちょっと時間的に遅いので、残念ながら今回はパス。

チェーンソーカービング
チェーンソーを使った木彫
「チェーンソーカービング」の作品も
同時に展示されていました。

小湊踏切
空と、紅色に染まり始めた木々と
何か言いたげな踏切と。
冷たい冬の風が吹き抜けてゆきます。

青い空紅葉
透過光に輝く紅葉の葉。

紅葉1
養老渓谷駅で下車し、少し歩いて
古民家をギャラリーに再生した展示スペース
「アートハウスあそうばらの谷」へ向かいます。

紅葉2
大きな紅葉の木。
深緑から黄色、橙色、そして深紅へと
枝ごとにみごとなハーモニーを見せてくれました。
本当にちょうど良い時に来ました。

紅葉3
燃えるような赤。

紅葉4
小さな流れの上の枝が
午後の低い冬の陽に輝いて。

紅葉5
「アートハウスあそうばらの谷」です。
養老渓谷駅から歩くこと約10分
養老川源流域の橋を渡り
少し谷に向かって降りる静かな佇まい。
アートハウスあそうばらの谷

ここの展示がおもしろかった!
第14回文化庁メディア芸術祭 アート部門優秀賞受賞作家
クワクボリョウタ氏による光のインスタレーション作品。

古民家の玄関を入り
案内に従って、全ての扉を閉め立てた真っ暗な部屋に入ります。
次第に目が闇に慣れて来ると…

広い床に模型の線路が敷かれています。
線路の上を、どうやらNゲージの鉄道模型らしいものがゆっくり動いています。
模型には強いライトが仕込まれており
模型が動くにつれて
線路の周りに無造作に置かれた色々なモノ
茶筅や、鍋敷き、ちゃぶ台、石ころ、ザル、櫛などの影が
白い壁に刻々と映し出されるのです。

単なる日用品の影なのに
模型が動くことによってモノの影の形もみゅわーんとよじれ
模型が近づくとモノの影が大きくなり
遠ざかると小さくなり
何やら眠っていた遠い遠い記憶がかすかに蘇るような
変な懐かしさを感じます。

全部見終えると8分余りなのですが
単なるモノの影にしか過ぎないのにまるで感情があるが如くの
ちょっと不思議でちょっと不気味な
背筋がかすかにぞくっとするような空間構成に
すっかり見とれてしまいました。

この人の作品だったらまた見てみたいです。

紅葉6
帰途、駅までの小径は紅葉のトンネル!
今が盛りでした。
梢を渡る風の音
初冬の風をはらんで低く唸る電線
小湊鉄道の線路が寂寞とした冬の日光を鈍く反射させています。

こどもの電車
養老渓谷駅の線路上に展示されていた、こどもたちの作品です。
指導は前出の長谷川仁さん。
小湊鉄道を使って通学する
沿線の白鳥小学校のこどもたちと一緒に
実際に線路の上を走らせることが出来る列車を作ったんだそうです。
線路の上において
鉄道用の軌道自転車にくっつけ
本物の線路の上を走行させたんだって。
こどもたち、さぞや楽しかっただろうなあ!

市長肝いりのアートイベントでしたが
なかなか良い切り口で
さらにちょうど本州一遅い紅葉の時期にあてたことで人も来て
よかったんじゃないでしょうか。

片田舎な場所ですが
地元に居ながらにしてこのように楽しい作品と出会えたこと
前回のヨコハマトリエンナーレの如く
普段意識しない頭の奥底まで
深く耕されたような、凝りがほぐれたような
不思議な感覚を憶えて帰途につきました。

アート漫遊いちはら




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横浜トリエンナーレ2011

 2011-10-12
横トリエントランス

去るよいお天気の10月初旬、3年に一回の恒例
横浜トリエンナーレに行ってきました。

横浜美術館のエントランス前に並ぶ
なんだかニヤニヤしたくなるような彫刻たちです。
笑顔からべそ顔、怒りをあらわにする顔
いろいろ。
正面に立つと、思わず表情を真似したくなります。

横トリ文字盤

ちょっと写真が悪いですが…
文字盤アートです。
各仕切りの中にひらがなや英文字をプリントしたブロックが置いてあり
みんな好き勝手に並び替えて名前や文章を書く作品です。

仕切りの中の卵の殻を目の前に下がった電球にすかしてみると
ぼんやり文字が浮かんで見えるのとか、3パターンの作品がありました。

これはひらがな並べ替えバージョン。
自分らの前に並べた人の言葉を追って行ったり
それにまた付け加えたり
並べ替えてぜんぜん違う言葉にしたり
知らない間に知らない人と
この文字盤を通して時間差でコミュニケーションすることの面白さ!!!
すっかり気に入って、夫と娘が文字盤を前に延々と遊んでいます。

横トリ塩の結晶

暗い部屋に塩の結晶をつけた、クラゲのような物体がいっぱい下がっています。
ライトに照らされ、塩がキラキラ輝いてとても綺麗。
影の形も綺麗。
海の底にいるような、静謐な感覚が呼び起こされます。

横トリシャボン玉

コンクリートの床に、無造作っぽく転がされたガラス玉が沢山。
その後ろの大型モニターには
ふわふわと飛ぶシャボン玉の映像がエンドレスで流れていました。
どっちが本当か、映像がリアルなのかガラス玉がフェイクなのか
う〜ん、どっち?

横トリ画鋲

遠くから見たら、黄金色のモザイク画かと思いました。
きらびやかに光を反射していたのは…なんと
無数の「画鋲」でした!
縦横に引かれた線に沿ってきちんと並べて壁に刺された画鋲ですが
手作業ゆえに刺す角度に一個一個微妙な差が生まれ
それが多方向に照明を反射させて
チープな事務用品がまるで黄金のシートのように神々しく輝いていて
その落差にゾクゾクしますねー。

横トリ電球

高い天井からぶらぶら下がっているのは
まるで大きな雫のようなガラス作品。
中には一個一個、裸電球が仕込まれています。
今余震がきたらどうなるんだろう…?
綺麗だけど少々危うい感じを起こさせる作品です。

横トリパイプオルガン

これがねー、実に圧巻でした!
遠くからでもよく響く
ブー、ボー、べーーー、ボワーーーーー、ビベーーーーーーー!
と、連続する野太い音はまるでパイプオルガンによる現代音楽のリサイタルみたい。

建築現場等に使われる足場管を組んであるのですが
この管一本一本に、まさにパイプオルガンのように
笛の形をした、音が鳴る仕組みの細工がなされています。
作品下部中央に置かれたオルゴールのドラムのような円柱には
何列もの爪がついていて
円柱が回転するにつれ、引っ掛けた爪に対応する管に
コンプレッサーから高圧の空気がチューブで送られて
ボーーーーーーーッ♪と
音が出るようになっています。

港横浜に相応しい
まるで霧笛のような低音から
バッハのオルガン曲のカデンツァのような
荒々しいパッセージあり
そしてそれらが混じり合って
大音響かつ無骨な姿なのにどこかこころ落ち着き懐かしいような
この場所にずっと佇んでいたいような
そんな居心地のよい空間を創り上げていて、それはそれは見事でした!

横トリ螺旋

この螺旋状の作品は
人の着ていた服が原材料です。
一つの輪っかが一人分で
各々、着ている服を脱いでもらって
全て数センチ幅に切り揃え
内側からぐるぐる巻いたもの。

そばに立ってそれぞれの輪っかを追って行くと
人ひとりの肌や匂いや体温や佇まいまで
なんとなーくぼーっと立ち現れてくるようで
不思議な温もりと存在感のある作品でした。

横トリオノヨーコ

オオトリは泣く子も黙る、オノ・ヨーコ氏。
迷路でできたブースの真ん中には電話機が一台。
特に何てことない造形ですが
その電話機に、不定期に、オノさんご自身から電話がかかって来るのです。
オノさんが「あーら、ちょっと電話したい気分だわ」という瞬間に
運良く中央の電話機の前に居れば
オノさんとお話ができます。
コミュニケーションをコンセプトの中心に据えた
極めてcoolでtalentedな作品ですね。
とても人気で、ブースの脇には順番待ちの人が列を作っていました。

横トリ中華街門

さて。
お腹が空きました。
娘のリクエストで中華街へ。
以前からの行きつけの、広東料理のお店「菜香新館」へ向かうべく
みなとみらい線に乗って、元町・中華街へ。

お昼に横浜のご当地ラーメン、「サンマーメン」を食べに行ったとき
 
 注:サンマーメンとは、秋刀魚が載っている訳ではなくて、鶏ガラ仕立ての細麺ラーメンに
   野菜のあんかけ(店によってモヤシ中心とかチンゲンサイ入とか豚肉入とか微妙に違う)
   をたっぷり載っけたものです。あっさり、さっぱりで食べやすいです。
   大学生になって地元を離れるまで、私はこのサンマーメンが
   横浜を中心とした神奈川のご当地ラーメンであるとは全然知りませんでした!あはは。

夕食の席の予約をするべく電話をかけたら
「申し訳ございません、ご予約席は全て埋まっております」との返事。
えーーーー。楽しみにしてたのになあ。
まあ、人気店だし、仕方がないかぁ。

中華街と言ってもお店のレベルはピンキリですから
下手に飛び込みで入って不味かったら嫌だよねえ。
まあとりあえず店の前まで行ってみようよ、キャンセル待ちがあるかもよ
というわけで、17:00頃に訪ねて行ったら、待っている人0人。
「19:00からの予約が入っているので、それまででしたらどうぞ」と
なんと、すんなり入れました!

安くはないけど、お値段手頃
とろとろコーンスープ、酢豚、点心いくつか、焼きビーフン等々
それにほっぺたが溶け落ちそうなスイーツを食べて満足!
美味しいものを食べると
たくさん歩いて疲れた身体に再びパワーがみなぎります。
1時間半程で出て来たら、店の外に盛大にはみ出して
30人以上のお客さんが並んで待っていて、わー早めに行って良かった。

菜香の一階売店で桃まんやプーアール茶のお土産を買い
横浜駅に出て、高速バスですいすい千葉へ帰りました。
3人とも首都高横羽線に乗った所から市原ICで降りるまで
当然の如く爆睡してました。

前回のようなコンセプト倒れで高踏的すぎてかえって解りにくい作品はそんなになく
どれを見てもまず面白い、そして斬新な切り口の作品ばかりでした。
普段の生活ですっかり固くなった脳味噌が深い所から耕されたようで
よい旅でありました。

ほんに現代美術は面白い!!!また行くゾー。

旅の参考に…
ヨコハマトリエンナーレ OUR MAGIC HOUR 世界はどこまで知ることができるか?
かながわサンマー麺の会
広東料理・菜香新館



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毛利武彦追悼回顧展@箱根成川美術館

 2011-07-31
水筒

7月のある日。
恩師である日本画家・毛利武彦先生の追悼回顧展があると聞き
箱根・芦の湖畔に建つ成川美術館まで行ってきました。
混雑を避け、文化祭の代休の月曜日に出掛けたので
新宿駅では通勤の方々を尻目にロマンスカーに座ってなんだかとってもいい気分!
愛読書は時刻表!な夫がおトクなきっぷを見つけてくれたので
水筒にお茶を詰めて、いってきまーす。

小田急EXE
行きに乗ったのは小田急のEXEというロマンスカー。
横須賀に住んでいたので子供の頃箱根と言えばマイカーで日帰りドライブ。
一度は乗ってみたかった憧れのロマンスカーです。
オルゴールのような優しげな警笛音が大好きでした。

ラッシュな対向列車を尻目に、優雅〜に箱根湯本に到着!

箱根バス停
湯本からはバスに乗り換え、美術館までうねうねと国道1号線を登ります。

箱根大王杉
バス停を降りてすぐ、美術館の前の坂に着きました。
樹齢3,000年と言われる大王杉が迎えてくれました。
成川美術館は箱根に遊びに来るときは必ず立ち寄る美術館ですが
これもいつも車なため、守護神のような大王杉をしげしげと眺めるのは初めてです。

成川看板
毛利先生のお名前が看板に…。
カバーのついた変てこなエスカレーターを上がって美術館へ。

成川美術館入口
入口の字は平山郁夫先生の筆だそうです。

成川芦ノ湖
美術館の展望ロビーからの眺め。
バスに少し酔ったので、芦ノ湖を望むソファーで一休み。
湖の向こう、赤い鳥居の上に
夏場の黒い姿をした富士山がちょっぴり見えました。

この風景、見覚えがありませんか?
NHKの朝のニュース番組で時々映る富士山と芦ノ湖の映像は
この成川美術館ラウンジ横に備え付けられたカメラによるものだそうです。
道理で。

毛利武彦追悼回顧展

展示室に入ると、優しさの中にも厳しい光を宿した先生の写真が飾られており
エーカゲンな駄目学生だった私にもあの頃の先生の佇まいが思い出され
言葉にならない感興が浮かんで来ました。

今回は第一回目の追悼展ということで
各年代から代表的な作品が並べられていました。
東京の創画会の展覧会で見たあの作品この作品
存命中に開かれた山本丘人先生との二人展を
大学の友人とはるばる五浦まで観に行ったこと
講評のときの鋭い眼と
たとえ相手がヒヨッ子の学生であっても
ひとのこころの内側の機敏を見抜こうと努めておられたこと…。

いろいろ思い出されて。
一緒についてきた娘はいったいこれらの作品をどう受け止めるのだろうか

二人の親友を戦争で亡くし
残されたご家族から譲られた形見の胡粉(白色の絵の具)を使って描き上げられた桜の大枝

かつて「感傷に過ぎるか」と仰りながらも
ご友人二人と、お母様と
3枚の散る花びらを描き加えずにはいられなかった心情を吐露しておられたこと

秋の日を浴びて赤銅色に散ろうとしている桜の枝の中に
一羽の山鳩が描かれているのを初めて発見(画集では解らなかった!)
これはきっと先生が自分の思いを託した自画像ではないかと、娘と話したことでした。

夫は大画面で大迫力なのだけれど静かな緊張感と刻まれた歴史の深みを描き切った
唐招提寺の作品に感銘を受けたと言っていました。

わずか青春の日々のほんの何年か出会っただけに過ぎないのに
あの頃先生から受けた薫陶はごく僅かしかないのですが
美の基準や感性の磨き方、どれをとっても今の自分の礎となるものを頂いたこと
出会いの偶然を取りはからってくれた運命に感謝です。

同時開催で、平松礼二先生の展覧会が大々的に開かれていましたが
なーんか、毛利先生の作品群を観た後では
ぼやけてみえるというか、失礼ながら表現の必然性とか品格とか
とても及ばないなあというのが感想でした。

小涌谷駅
さて、美術館横の蕎麦屋で昼食を摂り
(桜エビの素揚げがとても美味でした。これをアテにしてビールで乾杯!)
またバスに乗って帰ります。

小涌谷で箱根登山鉄道へ乗り換えました。
テツな夫がスイッチバックを体験してみたいという希望があったためです。
私もスイッチバックの路線は乗ったことがないので興味津々でした。

小涌谷線路
小涌谷駅のホームで箱根湯本行きの電車を待ちます。
夏草が黒々と茂り、深山幽谷の趣ですね。
このまま向こうに走って行ったら、まるで電車ごと深い山に取り込まれてしまいそうな雰囲気。

小涌谷踏切
この先の踏切は、毎年お正月に開かれる箱根駅伝で
選手の通過に合わせて電車が止まることで有名な踏切なんだって。

箱根登山鉄道
電車が来ました!
新旧取り揃えて、夫は大喜び。
可愛い電車ですねー。

線路の紫陽花
ちょうど沿線は名物の紫陽花が満開でした。
別にそれを狙って行った訳じゃなかったんだけど、とてもラッキー。
山肌をうねうねと沿うように、ゆっくりゆっくり電車は進みます。
なにせ勾配がものすごい急!

スイッチバック
これがスイッチバック。
勾配が急過ぎる場合、運転席と車掌室を交代しながら
行ったり来たりしてジグザグに登ったり降りたりする線路の仕組みです。
どん詰まりまで行ったら、運転士と車掌がてくてく交代し、逆行して坂を降り
また線路の終点に来たらもう一度運転士が前へ、車掌が後ろへと入れ替わって
今度は反対向きに進んで降りてゆきます。
行ったり来たりがなかなかオモシロイ!
夫は大喜びで携帯でずーっと動画を撮っています!!!

箱根湯本
箱根湯本駅まで降りてきました。
駅の売店でお土産を買って、新宿まで戻ります。
ちょうど最新鋭のロマンスカー、VSE 50000系のキップが取れたのでわくわく。

50000系ロマンスカー
ゆっくりと真っ白なVSEが入線してきました。
鼻のとんがりが特徴的です。

先頭車両
やったね先頭車両!
見晴らしがよく、座席も微妙に窓側に向かって斜めについていたりと
旅心満載の車両です。

ブルーリボン
車両デザインが賞を受けたようですね。

アテンダント
VSEではアテンダントのお姉さんがメニューを持って
コーヒーや軽食、お弁当等の注文を取りにきてくれます。
VSEの形をしたお子様弁当(箱は持ち帰りOK)があって
夫は「う〜〜〜ん」としばらく悩んでいましたが
VSEのちっちゃい携帯ストラップを買って満足してました。

と、見ると
前の座席に独りで座ったサラリーマン風のおにいさんの所へ
アテンダントさんが何か持って来ました。
座席の隙間からそーっと覗くと、をを、先ほど購入を迷った
VSEのお弁当じゃありませんか!
VSEの名入りオリジナルカップに入ったコーヒーも。
食べる前に携帯のカメラで一心に写真を撮っている模様。
あのお兄さんも絶対テツに違いないっ!!!

VSE50000系
快適な乗り心地で新宿着。
千葉から日帰りの強行軍ではありましたが
得るものたっぷりの良い旅ができました。
次回の追悼展もこのパターンで行けそうです。

東京の海
日帰り箱根の旅を可能ならしめた、新宿駅西口発我が家から徒歩5分の停留所まで
高速バスが就航し
都内からどこかへ行く時、大変便利になりました。
バスに乗り込み、うとうとして、ふと眼を上げたら
ちょうど首都高の橋の上を走っていました。

どんよりアオミドロ色に染まった都心の空と、淀んだ海の水
先ほどの青葉萌える箱根の山中とは打って変わった
懐かしく見慣れた都心の自然の姿です。

左側のツインビルの間にかすかに
建設も大詰めを迎えたスカイツリーが一瞬かいま見えました。

箱根のお土産
お土産〜。
この他にも桜の花の塩漬け、小田原・鈴広の揚げかまぼこ、わさび漬け、おせんべい等を買い込み
思い出と共に晩餐としたのであります。
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