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横須賀・軍港巡りツアー

 2011-05-31
今回はなかなかちょっとエグイです。

米海軍帽子
さて、これらはいったいなんでしょう???

左から順に
シャーロット(米海軍原子力潜水艦)
コンステレーション(同空母)
キティホーク(同空母)
ニミッツ(同原子力空母)
インディペンデンス(同空母)

アメリカ海軍横須賀基地にゆかりのある艦船名ばかり。
ネイビー・フレンドシップ・デー(基地公開日)で手に入れたり
軍関係の知人から記念品として頂いたりで
横須賀の実家にはいつの間にかズラリと揃ってます。
基地前のドブ板通りの土産物店や軍の払い下げ品店に行けばあると思いますが
フツーの家にはまずないシロモノだわね。
亡き父が艦船・飛行機が大好きだったから集まってきたものでもあり
まあ言わば形見の品でもあります。

チケット車
去る5月の晴れた日に
岡山の伯父・伯母・母の友人らとともに
横須賀・軍港巡りの遊覧船に乗りに行きました。

住んでいた頃は別にそこにいつもいるだけだった艦船ですが
今このツアーがとても人気なんだそうです。
いつもJR横須賀駅からちらりと見える船の姿を
海から見てみるのも一興と思い同行しました。

チケット売り場は長蛇の列。
後ろの方に、このツアーのために北海道から来たというおとーさんがいてびっくり。

軍港巡り船
船着き場はダイエーショッパーズプラザの脇です。
最寄り駅はJR横須賀線横須賀駅と京浜急行汐入駅。
甲板に人が鈴なりでした。

米原潜
埠頭を出てすぐ右側はアメリカの番外地。
広大な基地の中には病院や大学まであり、無いものは「墓」ぐらいなんだそうです。
そこでマッコウクジラみたいな姿を見せるのは、アメリカ海軍の潜水艦。
作戦行動以外にも深海救難艇(DSRV/Deep Submergence Rescue Vehicle)として
動けなくなった潜水艦の乗員救命用潜水艇母艦の役割もあるそうです。
なんだか大昔のSF特撮テレビ番組「海底大戦争スティングレイ」みたいですね。
あるいは、サンダーバード4号を駆使するゴードン・トレーシーの役割かな。
…憶えている方はきっと40代以降のはず!

イージス艦
さて次に現れたのは、ニュース等でも名前を良く聞く
イージス艦のうちの一隻「ジョン・S・マケイン」です。
何かいろいろくっついていたり出っ張っていたりして物々しいですね。
艦橋の壁についている六角形のモノ
これはイージス艦に装備されている強力なレーダー装置だそうです。
イージスとは全能の神ゼウスが娘のアテナに授けた「楯」のこと。
現在のところ、世界最強の艦だって。

米空母
次に見えてきたのは
泣く子も黙る、アメリカ海軍原子力空母
「ジョージ・ワシントン」です。
そばに寄るともんのすごく、デカイ!
水面からアンテナのてっぺんまで30m以上あるそうです。
作戦行動中や訓練中は居ないので、いつ行っても見られるというわけではありません。
騒音対策として、やかましい艦載機は太平洋上で飛立って
神奈川県の厚木基地に降りるので、甲板や格納庫にはほとんど飛行機は載っていません。

海上自衛艦
眼を左に向けると、こっち側は海上自衛隊のテリトリーです。
白地に赤丸スジスジの旭日旗がはためいています。

遊覧船ではガイドのお兄さんが艦船の説明をして下さるのですが
中でもおおっと思ったのは
機雷を除去するのが使命の掃海艇って
機雷の磁気センサーに引っかからないよう、木造船なのだということ!
へぇ~。
どれも同じようにグレーで塗られているから良く見ないと解らないのですが
かすかに木の板を継いだ細かい継ぎ目が見えました。

海上保安庁艦
その先に水を切るのは海上保安庁の巡視艇。
禍々しいグレーの艦船の中にあって
白地にブルーの線のデザインは
その役割とも相まって、優しげで爽やかに見えます。
ドラマ「海猿」や、ニュースの映像などでおなじみですね。

海上自衛艦2
艦船番号106は護衛艦さみだれ、158は護衛艦うみぎりです。
…なんとなくあんまり守ってくれそうにない、静かでおとなしいニュアンスの艦船名ですねえ。
でも、強面な名前の方が却って恐ろしいか。

この並びに、海洋観測艦わかさが停泊していました。
海底の地形や潮流、地磁気等を観測して
潜水艦による作戦行動等へのデータ提供をする役目の船なんだそうですが…
説明によると、2009年、旧海軍、海上自衛隊を通して初の女性艦長である
松尾直子3等海佐が着任なさった船だそうです。
女性が軍艦等に乗ることすらタブーだった時代が長いですし
これって画期的なことだったのでしょうね。
「何でも言い合えるような風通しのよい船にしたい」
との艦長の着任スピーチに成る程!と思いました。

切り通し
ちょっと波が荒くなってきました。
遊覧船は横須賀港を出るあたりでUターンし
帰途につきます。

これはもともと港に突き出た半島状の陸地だったそうですが
東京港からより早く帰投できるよう、陸を削って切り通しにしたのだそうです。
しかも明治時代に手作業で!うわー頑張ったものですね。

左側に出来た人工島はかつて燃料の備蓄設備があったそうですが
現在は機密保持ということで、ナニがあるのかは「言えない」のだそうです。
木々をかき分けて行ったら地球防衛軍みたいに基地がせり上がってくるのかな???(笑)
それとも見渡す限りのタンクヤードがあるのかしら…勿論立ち入り禁止区域です。

米空母2
もう一度空母の姿を左に見て…帰り道。

原子力空母は大きい図体ながら、原発に比べたら
あんなに狭い空間に原子炉を組み込んで大丈夫なのかなと
素人考えながらに心配してしまいます。
ましてや原子力潜水艦は海の中で原子炉と一蓮托生。ひょえ~
ディーゼル機関に比べたらはるかに燃料の点で有利なのでしょうけれど。

父が昔、基地公開日に原潜に乗れるイベントがあって
大島沖まで乗ったことがあるのですが
面白かったと言っていたけどそれはちょこっと乗っただけだから言えることであって
商用の軽水炉と同じような仕組みのものと海の底で仲良く過ごすのは
ホントにタフな神経の持ち主でないと駄目でしょうね。
潜水艦に乗るのは海軍軍人の中でもエリートだと言われているのは
そうしたことからなのかも知れません。

特撮ものの中でもそのコンセプトが秀逸な「サンダーバード」
憶えている方も沢山おられると思いますが
今思い返すと、サンダーバード1号から5号まで
動力は確か原子力エンジンだったように記憶しています。
鉄腕アトムもそうですし
40年以上前のあの頃は原子力が夢のパワーだったのでしょうね。
確か原子力旅客機が事故を起こし、国際救助隊がメカを駆使して着陸を助ける回がありましたが
あれは今思うと恐ろしい話です。
原子炉を持つ航空機が空から降ってきたらホンマにえらいこっちゃ!

新聞でも毎日各地の観測拠点での放射線量を載せていますが
我が家の一番近くの千葉県市原市の数字よりも
神奈川県横須賀市の数字の方が、いつも心持ちちょぴっと多いです。
もしややっぱりきっとひょっとしてたぶん海に…と
思わざるを得なかったりして。。。。。

使っている動力の問題はさておき
サンダーバード・国際救助隊のような地球的規模の救難組織が
いい加減、どっかに出来ないモノかなぁといつも思いますね。
今回の巨大地震に対しても、災害を素早くキャッチして
そのような救難支援隊がすぐさま駆けつけられるような仕組みになっていれば
もっと大勢の方々の命がなんとかなり、その後の避難生活や物資補給も
もう少しましだったのではなかろうかと思います。
有り難いことに、自衛隊のみならずアメリカ海軍と海兵隊が
"Operation TOMODACHI"を発動してくれたお陰でだいぶ助けになってくれましたが
同盟国・非同盟国に拘らず
この先、人道的支援の超国家的な組織が出来たらいいなあと夢想する次第です。

ちなみに、私は地球の周回軌道を廻りながらあらゆる救難情報を探る
サンダーバード5号のメインオペレーター
物静かなジョン・トレーシーの大ファンでありました。






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プロフィール画像変更!

 2011-05-31
そう言えば今髪を伸ばしていて長かったんだっけ。
と、ハタと気がついて
プロフィールの画像→を入れ替えました。

緩く、細かいパーマがかかっています。
バブルの昔流行ったソバージュヘアに似ていますが
今風な味付けで、全体的に丸いシルエットにしてもらいました。

癖の多い髪の毛なので、全体にパーマがかかっていると
髪型をまとめやすいのです。
とか言って
普段家の中では絵や料理の作業に邪魔にならないよう
シュシュで一つにくくっています。
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江の島・鎌倉乗り鉄ツアー

 2011-05-26
江の電鎌倉駅
よく晴れた初夏の休日。
岡山から伯父と伯母が横須賀の母の家に遊びにきました。

子供の頃、母と一緒に毎年帰省していた夏休み。
岡山の母の実家では優しい伯父が野山の遊びをいろいろ教えてくれました。
闊達な伯母はバイクの後席に私を乗せて
青い草いきれの満ちるたんぼ道をかっ飛ばしてくれました。
伯母は保育園の園長先生を生業とする傍ら
詩人としての活動も長く続けており
伯母の家の蔵書をこっそりめくるのも楽しみのうちでした。

そんな、お世話になった伯父・伯母が来るのですから
是非混じらなきゃ!と
私たち3人も夜更けにアクアラインをすっ飛ばして横須賀に到着。

伯父は、今はもう廃線となった岡山の片上鉄道の乗務員をしていた事もある
元祖乗り鉄。
絶対ウケるだろうと、母と、それから次世代乗り鉄のトーチャンが
江の電乗り鉄ツアーを企画しました。
朝早めに起きて、最寄りのJR駅までテクテク歩きます。
鎌倉駅でフリー乗車券を買い
江の電のホームへ。
5月の朝のさわやかな光の向こうから
緑とベージュの江の電カラーの電車がゆっくり入線してきました!

江の電先頭車
初めは皆おとなしく席に座って、カタコト走る江の電に揺られていましたが
家々の軒先と小さな山々をかすめるように風景が変化し始めると
早速元祖乗りテツの伯父がカメラを手に運転席のガラスにへばりつきましたっ!
トーチャンと暮らして十数年、すっかり「受動テツ」な娘も
ケータイのカメラを構えてかぶりつきになっております!

江ノ島駅
江ノ島駅に到着。
ここからまたゆるゆると歩いて海まで行ってみることにしました。

江ノ島
えのし~まがみ~えてきーたー♪
柔らかな青空の下に江ノ島が横たわっています。
そう言えば子供の頃、この界隈にはいつも車で出掛けていたので
江ノ島周辺の海にゆっくり電車で来た事があまりないのでした。

発泡酒を一杯やって
ぐうぐう寝ているおっさん、幸せそう。
(でもこの格好じゃ後できっと首を寝違えるよ)

空には昔に比べてもの凄く増えた鳶が群れになって輪を描いています。
観光客が面白がって食べ物を与えたものだから
それが目当てで数が増え
今では食べ物と見るや、さーっと急降下して
お弁当箱や手から餌を獲ってゆくそうです。
海の近くの交差点には、鳶に食べ物を奪われないように注意する看板がありました。
これは人間が悪いね。

扇屋
江の電沿線の銘菓はいろいろありますが
なんと言ってもコレ、扇屋の「江の電もなか」じゃないでしょうか。
江ノ島駅から歩いてちょっとです。
江の電の色々な形式・色の電車を象った箱に入っていて
開けると細長い電車型のもなかが登場。
それぞれ中の餡も違う味です。
お店の脇には本物の江の電の車両がボーンと嵌め込んであります。
中は和菓子の製造部屋になっていました。
そのヴィジュアルもなかなかシュールで大胆不敵。
ひさしの上のパンタグラフがお茶目です。

江の電寺の前
時刻表を確認したトーチャンが
「間もなく電車が来ますよ~皆さんビデオ・カメラ用意!」
かけ声をかけるとすぐに藤沢駅ゆきの列車がゴ~。
車体には鎌倉の名勝を描いたカラフルなペイントが施されています。

ちなみに、ここの「電車注意」の横断幕ですが
今月号の「JAF MATE」の、危険予測のコーナーにこれが出ていますね。
気がついた方はいらっしゃるかな?

江の電腰越
次は江の電色の電車が来ました。
朝はがら空きだった電車も、昼近くなると結構お客さんが乗っています。
このあたりでは江の電は車道のど真ん中を走るので
速度はゆっくりですがそばで見ていると本当に迫力がありますねー。

佳人
昨年の春、家族3人だけで乗り鉄したときにたまたま見つけた
手打ちのお蕎麦屋さん「佳人」です。
良さそげな雰囲気にひょいっと入ってみたら
今、巷で話題の相模湾の生シラスも出す店で
小鉢に入った新鮮な生シラスの酢の物も美味しかったけれど
北海道産100%の蕎麦粉で打たれた細麺は香りも良く歯触り喉越しどれも最高だったのです。

生シラス
最近、江ノ島参道付近の海鮮・生シラス丼専門店はものすごい人気となり
一番の有名店、江ノ島の「とびっちょ」は2時間~3時間待ちは当たり前なんだそうです。
延々待つのが嫌なのと、まあ言ってしまえばたかだか生シラスごときに
2時間待つかい?というわけで
今回、この穴場な「佳人」に皆さんをご案内したというわけ。

佳人メニュー
赤いスクーターに立てかけられたメニューです。
私たちは生シラス小鉢のついたせいろ(と生ビール)を頂きましたが
いかにも地元民らしい方々は皆さんメニュートップの
「焼き魚定食」を注文なさっていて、ひょいと覗き見したら
こんがり焼けた地物のアジの干物がとっても美味しそうでした。
次回行く時はこれだね!

場所は、江ノ島駅から扇屋の前を過ぎて腰越駅方面に道なりに行くとすぐ右手にあります。
店の前をぐおーーーと江の電が通り過ぎて、テツにはたまりませんのぅ。
11:30開店、この日は11:15ごろに店に着いたらまだ誰も待っていなくて
一行6人がすんなり座れました。
その後どんどん人が並び始め、待っているようでしたので
行列が嫌いな人はちょい早めに着くように行って下さいね。

大仏
腰越から長谷まで乗り、最近某国大統領のスピーチで
「マッチャ・アイスクリーム」が有名になっちゃった大仏さんを訪ねました。
参道には悪のりとしか思えない「オバマッチャ・アイス」の看板を掲げた店もあったりして
聖俗併せたスーパー・パワーがすごいですね。
観光客も沢山。
澄んだ空に輝くような新緑の山が眼に眩しいです。

大仏横顔
アップ☆の大仏さん
はたしてこれが「美男におわす」ご尊顔かどうかは…???ちょっと疑問。
その感覚はいまいちようわからんですな。


鎌倉駅に戻ってきました。
鳩サブレーで有名な豊島屋の
駅前の支店の3階に美味しい甘味屋があるので
皆でそこで一息ついて足を休めました。
ううううう、うまいっ!
クリームあんみつもお抹茶もコーヒーも、そして私が頼んだところてんもすんごい、美味しい!
こんなところてん、食べた事ない!ちゃんと海の味がするのです。たれの酢醤油もまろやかで絶妙。
少々お値段は張りますが、是非どうぞ。
街歩きで疲れたからだがホッとすること請け合いです。

鎌倉と言えば女子供に楽しい「小町通り」でしょう!
海から続く参道と並行に走る小路ですが、雑貨屋やお土産物屋が軒を連ね、楽しい道です。
ここからは娘が案内役をバトンタッチ。
なぜなら、彼女は前の週に高校の校外学習で鎌倉を訪れ
寺社や店を一日中歩き回っていたのです。
面白いお店を見つけておいたからと、人混みに押されながら皆を先導。

とても混んでいたので、鶴岡八幡宮には行かずに
鳥居の前で拝んで行った事にし
くるりとUターンして今度は若宮大路を下ります。
高くて買えないけど、本物の漆の工芸品はいいなあ。
道沿いに何軒もある鎌倉彫のお店に入っては手にとって眺め(るだけ)
私はひとつ1,500円の、茄子とヒョウタンの形をした茶さじに魅入られてしまい
もう少しで買っちゃう所でした。
う~ん、自分の家の茶筒に入っている、100円均一の店で買った茶さじが
何とまあみすぼらしく感じられちゃった事よ。
今度はもう少しだけ資金を持ってきて、1個ずつでいいからあの茶さじを買うぞー。
そう言えば、結婚のお祝いにと母の友人から頂いた鎌倉彫の丸盆は
キッチンで渋い輝きを保っています。
やっぱりホンモノはいいねえ…。眼の保養。

鳩サブレー
鎌倉の一番有名なスイーツなら、なんと言っても鳩サブレーでしょう。
豊島屋の本店に立ち寄って、皆でお土産の買い出しです。
私も千葉のお友達用に小さい箱をいくつか買いました。

鎌倉駅
さあ、全行程終了。皆様お疲れ様でした。
鎌倉駅から帰途につきます。

今回の旅の為に最新鋭のビデオカメラを購入した伯父。
いまひとつ操作に不安があったため、途中から代わりに娘がカメラマンを務めました。
上手く映っているといいな。

後日談。
長谷の大仏参道の酒屋で地ビールを見つけたトーチャン。
だいぶ長い間逡巡していましたが、ついに決心して小瓶3本入りセットをお土産に購入。
それを横で見ていた娘、「私もこれ買いたい…。」小瓶3本入りの鎌倉サイダーのセットを発見。
しょうがないな…というんで、唯一大きめリュックのトーチャンが
6本を無理矢理詰め込んでかついで歩きました。
次の日から腰痛と足の筋肉痛で彼は苦しむ羽目に。とほほ
齢80を越えた伯父がかくしゃくと歩いているっちゅーに、ねえ。

トーチャンと娘のケータイの歩数計は2万歩弱。
日帰りでたっぷり寄る所には寄り、食べるものは食べ、大満足の小旅行でした。
ビデオカメラ係の娘と、ツアーコンダクターのトーチャン、お疲れ様でした。





















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新緑・極楽キャンプ@道志渓谷

 2011-05-18
雨テント
初日は雨。
降ったり止んだりの中、ささっと手早くテントとタープを設営。
親が歳とってへばって来た分
娘が戦力になってくれて大助かり。

ここ10年程キャンプと言えば晴れていたので
久しぶりにレインウェアを着用しました。
高機能ゴアテックス製なのでムレも無く快適。
それになによりこの雨で緑が滴るようではありませんか!

ラウムくん
翌日は綺麗に晴れて清々しい朝。
キャンプデビューのラウムくん2号が
林から斜めに差し込む朝陽にキラリ。

皿洗い
朝ご飯のお皿を洗いに行ってきまーす。

清流
キャンプ場を流れる清流、道志川。
横浜市の水源でもあります。
さらさらと快い音を立てて清澄な水が流れ
傍らに佇んでいるだけで
街暮らしでへばりついたアクが剥がれ、身も心も研ぎすまされる思い。
そうです、この感覚を求めてわざわざキャンプに出掛けるのです。

清流新緑
石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも 
万葉集/巻第八 志貴皇子

焼きそば
お昼ご飯。七輪に炭を熾して焼きそばを作ってます。
なんとなく、いわゆるオートキャンパー御用達の
コールマンのガソリン・ツーバーナーを使いたくなくて
いつも調理は炭火。
やっぱりね、洞窟に住んでいた頃の原始人のDNAというのは
現代を生きる私たちの魂にも脈々と流れていて
裸の炎を眺める事によって呼び起こされる暖かさや安堵感は
掛け値無しに心地よいんですねー。

春の庭
買い出しに出ました。
春まっさかり。
通りすがりのお庭は、梅、桃、桜、つつじがいっぺんに咲いて
とろりと明るい日光の下、何ともあでやか。

 おもてにでてみると、まわりの山は、みんなたったいまできたばかりのようにうるうるもりあがって、まっ青なそらのしたにならんでいました。
 宮沢賢治「どんぐりと山猫」冒頭より

賢治の見た、うるうるもりあがる山とはきっとこんな感じ。

国道413号線には峠攻めのバイクや自転車が一杯走っていました。

富士山
山中湖畔の道から半分だけ見えた富士山。
裾野を彩るのは、白い山桜と芽吹いたばかりの落葉松の薄緑。

桜花緑陰
萌葱色の山の中、咲いていた桜(なに桜だろう???)。

お向かいのキャンプサイトがずっと空いているな~
ま、その方が眺めがいいし~とか思っていたら。
2日目の夕方、そこに低くエンジンを唸らせてしずしずと入ってきたのは
畏れ多くもかしこくも、真っ白に輝くおBMWのワゴン様ではありませんか。
4WDに履いたアルミホイールが夜目にもきらびやかです。
さてナンバーはと見ると、をを、天上天下唯我独尊(←意味不明)品川ナンバーであります!

颯爽と降りてきたお父さん、手慣れた様子で道具を降ろし
コールマンの最新型テントをちゃっちゃと建てて
そして次に車からゾロゾロ出してきたのは、あっ、あれは…
一脚いちまんすうせんえんの、伝説のガダバウトチェアだぁ。
オートキャンプが一般的になり始めた頃の、15年位前
棒のようにコンパクトにたためて座り心地もなかなかなこの椅子が
一世を風靡したものです。まだ持ってる人居たんだぁ。
というか、その頃からずっとオートキャンパーだったのねお父さん。

BMWの家族をチラ見しつつ、寛ぎながらよくよく周りを見回してみると…
あっちはエルグランド、こっちはランドクルーザー
それからキャンピングトレーラーを引くクラウン、ノア、ステップワゴン
おお、あれに見えるはボルボのステーションワゴンじゃござんせんか。
くそっ負けた…ひょっとしてウチが一番ビンボー???

毎度思うのは、よくぞ超コンパクトなラウムくんにこれだけの荷物を詰め
その上3人も乗ってきた事よ。
いつも詰め方を研究し組み合わせ、まるで立体パスルのような積み込みを
一手に担うのは我らがトーチャン。
うちはお手頃価格のラウムくん2号(ネッツトヨタの中古!)でいろいろ工夫するからいいんだい!
そこんところに価値があるのさ!
テントは丁寧にメンテナンスを重ねたダンロップの高級品/22年ものだし
タープは遍歴の挙げ句出会った伝説のブランド、スノーピークの
滅多な風ではびくともしない強力レクタングラー。
椅子だって、ウチのはL.L.Beanだぞっ。
それにこのコンパネで手作りした七輪組み込み式折り畳みテーブルが眼に入らぬか!
とかいって、ああ、アホらし。やーめた。

皆さんお休みを工夫して、2~3泊してゆかれる方が大部分でした。
でも、件のBMW一家は夕方遅くにすっとやって来てカレーを作り食べ
朝早くさっさと撤収して帰っちゃいました。
立つ鳥あとを濁すヒマもないくらいの早業。
何しにきたのかナ?と、ちょっと思わなくもなかったりして。

子供たちはそれなりに楽しく遊んでいたようですが
母親の動く影をとんと見なかったので
きっとおかーさん、あんまりキャンプ好きじゃないのかもね。
「あなたが全部やってくれて、一泊だけで帰るんなら付き合ってあげてもいいわ」
とかいうよーな密約があったやも知れず。

まあ、いろんな楽しみ方があっていいっちゅーことですね、皆さん。

夕食
さ~て、人のサイトの事はどーでもいーから、今夜は楽しい炭火・炉端焼きディナー♪
ランタンの光のもと、メニューは、天然ニジマスのグリル、地鶏の焼き鳥、ソーセージ
にんにくの串焼き、道志渓谷特産のクレソン、トマトとフランスパンのブルスケッタ
炙りししとう、エリンギのバター焼き、キュウリとセロリとニンジンのスティックサラダ、豚汁、ご飯。
トーチャンはにわか炉端焼き屋のオヤジと化します。

飯ごう
飯ごうで炊くご飯は、標高約1,000mの低めな気圧でも芯が残らぬよう
アルミホイルを2重に咬ませ、圧を高めて炊いたもの。
ガールスカウトで憶えたやりかたを今回娘に一子相伝(笑)、うまくいきました。

そして地元山梨の赤ワインで乾杯!

焼きリンゴ
我が家の定番デザート、焼きリンゴ・ラム酒とシナモンバター風味、焼きマシュマロ。

七輪の上に鎮座するのは我が家のお宝、東京は御徒町の古道具市で
大枚600円も出して買った純銅のやかんです。
水辺の鷺が描かれている風雅な柄、造りも良くてお湯がよどみなく綺麗に注げるので
昔の名もない匠の腕の良さが知れようと言うもの。

シャコタンラウム
撤収~。
見よ、この芸術点10.00の積み込みを!
ラウムくん2号、ものすごいシャコタンになってます!
ところで娘よ、なんできみは「死刑!」のポーズで決めてるんかい?

新緑の林
帰り道。
御殿場に向かう車中から見た
さみどりの林が名残おしくて。

また来年~!!!(いや夏も来るゾー!)

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