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諏訪湖へ

 2013-10-16
諏訪大社下社鳥居
新聞の懸賞で、長野県諏訪湖畔の老舗「油屋旅館」の一泊二食付き宿泊券が当たりました!
一人うん万うん千円也。
蓼科山麓豚のしゃぶしゃぶ、信州牛ステーキなど美味しいもの盛りだくさんの会席と、上諏訪温泉の源泉のお宿です。
普段なら絶対泊まれないお宿。秋の一日、中央フリーウェイ♫を順調に飛ばして出掛けました。


油屋旅館
0266-52-2222

まずは諏訪の正一位・諏訪大社・下社春宮へお参り。
地味で鄙びた様子がいにしえからの歴史の重みと霊験を感じさせます。

諏訪の銘酒
こらこら…
お参りの前にお神酒の方が気になってしまい。

諏訪大社下社
派手な朱塗りや金襴などないところがかえってプリミティブな霊気を発しているように思える佇まいです。
お社の両脇には、御柱が2本建てられていました。
柱の根元にみんな小石を重ねているので、私も3個ほど積んでみました。

諏訪大社

万治の石仏
そして諏訪の旅の目的その1、万治の石仏へ。
諏訪大社下社のすぐ横の川沿いに鎮座ましましておられます。

横顔
ど〜ん。巨石が見せる迫力とともに、とても親しみやすいご尊顔の仏様です。
ん?ちょっとルパン三世に似てないか…?
昔、この石を使おうと石工がノミを入れたところ、赤い血が流れたので、仏頭を載せて石仏としたのだそうです。
デッサンめちゃ狂いのとんでもない形なんですが、不思議と惹き付けられてしまうこの表情、この量感。
かの岡本太郎が絶賛したとのことで、近くに氏の揮毫による石碑が建っていました。
小一時間ほど石仏をスケッチ。
人が絵を描いているっちゅーのに延々と前にのさばって立って、延々記念撮影、延々おしゃべりに興じて動かないおばちゃまの群れにちょっとだけ立腹。まーこんな観光地でスケッチする奴もする奴だしね。

拝み方です
拝礼の仕方が書いてありました。
たぶん出張のついでっぽい、ダークスーツのビジネスマンが5人、神妙な顔で仏様の周りを回っていたのがなんか可笑しかったです。一番最初の写真で鳥居をくぐっている面々です。
今度の契約、ばっちり取れますように!とかなんとか祈っているのでしょうか。

万治の石仏

利き酒セット
さて、いざ宿へ。
着物を着た仲居さんがひざまずいて接客して下さいます。
いつも旅と言えばテントとタープを積んで野っ原に設営から始めるもんだから
高待遇に落ち着かなくてモゾモゾ。
諏訪湖が見晴らせる12.5畳+廊下+床の間の広〜いお座敷に通されて、「うちのダイニングキッチンよりでかい!」とかなんとか、なかなか寛げません。ああ貧乏性。
気を取り直して、自家源泉だという自慢の温泉へ。
ちょっと風邪っぽかったのですが、ここの熱めのお湯に何度も浸かったら、風邪なんか吹き飛んですっかり元気を取り戻しました。効いたよね、早めの温泉!
せっかく全部タダなんだからと、夕食時に地元の銘酒5種・利き酒セットと馬刺を追加注文。←この分の3,000円ちょい払えばいいかと思うと幸せ〜

諏訪湖畔
翌日は諏訪湖畔に点在する美術館巡り。
10月の半ばというのに25℃を越える気温で暑いです。
でも湖を照らす低い陽の光はまさしく秋のもの。

ハーモ美術館(アンリ・ルソーを始めとするナイーフ・アートの美術館らしいけど、建築家が凝りまくって大失敗しました〜な造りと、ルソーを集めているつもりがその周りのゴミな作品もついでに集まっちゃいました〜なラインナップでまるで駄目。最後の方に私の大嫌いなベルナール・ビュッフェのトゲトゲした闘牛士の版画がエラソーに飾ってあったのでよけいイヤ。とある会社社長のコレクションらしいけどそいつに見る目全然なし。行く必要も無し。ペケ!)

北澤美術館(アールヌーボー、アールデコ期のガラス工芸品、現代日本画の逸品揃い。諏訪の美術館に行くならここだけ行けばOK!)キッツ(北澤バルブ)社長のコレクションが元だけど、素晴らしい品揃い。ドームやガレの本物や、東山魁夷、小野竹喬、山口華楊らの珠玉の小品ばかり。ため息をつきながら見終えていい気分。ちょうど発売されていた日本画カレンダーを売店で購入。

ここで、品川ナンバーのおベンツ様で乗り付けた、いとやんごとなきご家族に遭遇。身につけているものは程よく流行を押さえた優良品、決して派手に目立つことはなく、それでいて品のある空気。おお、お嬢様が高価なガラスのランプのレプリカ品をご所望。売店店員が慌てて箱詰めしています。私も買い物を終わって駐車場へ。現金が乏しくなったのでカーナビに出ていた近くの郵便局へ行くと、お金を下ろしにいったトーチャンがニヤニヤ笑いながら戻って来て、
「さっきのやんごとなきご家族のおとーさまとATMで会ったよ。きっとおじょーさまが急に高いランプなんか買うから向こうも現金が無くなったんだよ!それにしても銀行じゃなくて郵便局のATMってところが小市民的だよなー。きっとあのおとーさん品川の中小企業の社長かなんかだろう。さっき美術館受付の、いかにもキッツを職位定年になって役員になれませんでここで受付やってますっぽいじーさんと親しく挨拶していたしアハハ!」これを聞いて私も爆笑!

湖畔の信州蕎麦店の店先に「新蕎麦」の幟がはためいていたので、堪らず駆け込み、香り高く歯ごたえのある新蕎麦を堪能。オーソドックスにわさびとネギでいただく汁と、もう一つ、この地ならではの辛味大根おろしと味噌を入れて食べる汁の二種類が出て来て、辛味大根の鮮烈で深い味わいに感動。旨かったです。

北澤美術館
0266-58-6000

そば蔵 本店
0266-78-2331

傑作!ガラスのはんこ
旅先で「体験工房」があると必ずやりたがる私ですが、今回、湖畔にある「SUWAガラスの里」で、いろいろなガラス工芸体験が出来るので、楽しみにしていました。
挑戦したのはオリジナルはんこ作り。ガラスで出来た印材を選んで、その印面の形に合わせてはんこのデザイン画を描くと、それをパソコンに取り込んで反転、カッティングプロッタでカット線の入ったシールにしてくれて、印面に貼り込み、削るところのシールをデザインカッターの先で剥がし、アルミナの微粉末が高圧で吹き出すサンドブラスト機に入れて削って完成!原画を描く時間を入れて40〜50分で出来上がります。
このシステムは体験工房を請け負っている講師の浜石さんという方の特許だそうです。
描いた原画とほぼ変わらない線刻が出来るのが秀逸。ガラスの里以外でも工房を持っておられて、こちらでも体験が出来るそうです。
私は梟の形の落款を、トーチャンはトレードマークのかえるの絵のはんこを制作。かえるはんこの出来が素晴らしく、なんと浜石さんのHPを飾ることになりました!

諏訪湖畔を後にして、お土産を買いに「真澄」で有名な宮坂醸造が運営する蔵元ショップ「セラ真澄」へ。
300円でショットグラスを購入、真澄のさまざまな種類を試飲できます。ドライバーのトーチャンは匂いだけ、全権大使の私が選んだのは、きりりと辛口の純米大吟醸「山花」と、辛口で日本酒らしい旨味豊かな山廃純米吟醸の真澄、2本です。

SUWAガラスの里
0266-57-2000
体験コーナーメニュー

ガラス体験工房 遊び心
0263-83-6631

蔵元ショップ セラ真澄
0266-57-0303

八ヶ岳(中央高速)
さて、次の日の宿は甲府の激安チェーン、甲府インター出口から2分のスーパーホテル。
青い空。快晴の中央高速、目の前に八ヶ岳の頂が見えて来ました。
ホテルのすぐそばにイトーヨーカドーがあるので、夕ご飯はそこで調達。クッションの悪いベッドに買って来たおつまみと地ビールを並べて、いざ乾杯!お部屋は多分四畳半ないかも?笑。前日のお座敷と会席料理フルコースとの落差がありすぎで楽しい〜♫

スーパーホテル甲府昭和インター
055-275-9000

ぶどうの丘より甲府盆地を望む
旅の3日目は勝沼のワインを求めて甲州市へ。
ワインのことしか考えていなかったけれど、路の両側にはたわわに実ったぶどう園が延々続き、そういえば今は秋だっけ、ぶどうの旬じゃないか!こんなにワイナリーが集まっているってことは、そこら中ぶどう畑があるからこそだわな!ワインの原料のことはまるで頭の外でした。お粗末!
勝沼ワインの丘でワインの試飲。タートヴァン(ワイン用テイスティング容器)を1,100円出して購入、地下のワインカーヴであれこれ試飲して、お土産に辛口の赤と白を購入。
都心周辺ではみられない、遠く深く青い秋の空。高台から望む甲府盆地は、点在するぶどう畑でモザイクのようです。

市営勝沼ぶどうの丘
0553-44-2111

たわわ〜
たわわに実る「甲斐路」です。
どこの観光ぶどう園でもエプロン姿のおばちゃんたちが道ばたに立って大きく手招きしていてオソロシイので、呼び込みの一番地味だったぶどうの丘横のお店で旬のピオーネと甲斐路を買い、帰途についたのでした。

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